大杉谷登山口から大台ケ原に登り、桃の木小屋に宿泊、大台ケ原駐車場からバスで降りる1泊2日の行程です。
電車の始発を使わなければ登山口までのバスに間に合わないので、交通アクセスは要注意。
大台ケ原は山頂に駐車場があり、誰でも行ける百名山なので昔から何度か行った事がある山だったので、体力がついてきたので今回初めて宿泊を伴う本格的な登山道に挑戦しました。
道中、ほとんど携帯は通じません。
小屋では確かソフトバンクだけ通じると記載があった気がします。
とても珍しいケースですが。
GPS記録から日帰り可能な行動時間ですが、スタート地点へのアクセスが1日1便のバスに限定され12時スタートになってしまい、ゴールの大台ケ原から下山するバスは15時頃なため、宿泊しなければ歩けないコースだと思います。
どちらかのアクセスの問題をクリアすれば日帰り可能かもしれないですが。
大台ケ原に抜けず、渓谷だけを楽しむ方はピストンになるので、日帰りで車でアクセスしている方もいました。
大台ケ原山に登らないのであれば、体力的にはかなり楽です。
ちなみに登りの景色はほとんどなく樹林帯のため、ピストンでの渓谷歩きもアリだと思います。
鎖場があるので初心者NG登山道と言われており、スタート時点に警告の看板があります。
おそらく一番の難所はスタートしてすぐの崖ですが、落ちたらアウトな高さなだけで技術的には簡単です。
ただ油断して落ちたら確実に死にます。
ルート分かりやすいが沢に誘導された箇所あり。
テープに注意。
実際に道迷いをおこした。
鎖場のチェーンがかなり太いので、グローブをしたほうがいい。
テントを張れる場所がない?ため、必然小屋泊になる。
桃の木小屋
登山口までバスで1便しかなく、全員よーいどんで登山開始となる。
お風呂がある小屋だが、小屋に一番乗りで着いたため、まだ風呂が沸いていないとの事。
かなり待って入浴だが、石鹸等ないため、かなりカオスな入浴になっていた。
4,5人で一斉にそのままドボンと湯舟につかるだけ。
暑い時期なので助かるが、かけ湯は風呂のお湯を取るしかないので、人の垢まみれ水でかけ湯をする感じ。
正直、汗拭きシートで対応するほうが清潔。
食事はカレーのみの夕食でおかわりは出来るが、正直もの足りない。
関西の小屋なので仕方ないかもしれないが。
翌日の朝食は弁当にしてもらって、朝から行動。
大台ケ原山頂
駐車場からしか着た事がなかったが、逆から上がってくるのは新鮮。
ここまで来れば、もう駐車場はすぐ。
下山用のバスの時間だけは間に合うように要注意。
普通に歩けば十分間に合うが、登山口までの予約バスの際に名簿を作成し、帰りのバスに申し送りしてくれているようで、行方不明者を探しやすくしているとの事。
三重県、奈良県と県をまたぐにもかかわらず、とても親切な連携システムです。
GPS07:13
1日目 山行2:07 休憩0:24 合計2:31
2日目 山行4:07 休憩0:14 合計4:21
距離17.6km 上り3,083m 下り1,747m
ヤマレコ
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