槍ヶ岳をクリアしたので、次は穂高に遠征。
上高地から見えていた山に順番に登っていく。
上高地に入山できなくなると槍・穂高にはアクセスが悪く、冬季は難しくなるので夏のうちにまとめて行こうと計画しました。
テント泊でトライしましたが、正直なところ穂高エリア周遊なら小屋泊のほうがいいと思います。
テントを涸沢や徳澤などに張ったままデポして行くなら最高ですが、かついで歩き回るとかなり疲れるし、スピードが出ない。
今回テン泊した穂高岳山荘のテン場が狭い場所が多く、大型テントは張れない場所が多かった。
ヘリポートは張れるが、ヘリ到着時は動かす必要があるので不便なので避けました。
テントをルナソロ2人用にしたため、スペースがなく、 しっかり張れなかった。
風が弱かったので助かったが、しっかり張っていないと強風ではテントが飛ばされてしまうリスクが高い。
涸沢まで時間がかかれば涸沢で張って翌日ピストンも考えたが、涸沢まで4時間程度だったので、つい穂高岳山荘まで上がってしまった。
涸沢で張っていれば問題なかったと思うので、まだまだ経験値が足りないところ。
将来ジャンや大キレットを攻略する際は、小屋泊にして荷物、重量を減らしておかないと危ないかもしれない。
また就寝時、インサレーションなし、寝袋の代わりにオクタの簡易寝袋使用したが、 寒くて夜中まで寝れなかった。
この高度でテン泊するなら、風が弱くても最低でもどちらかは必要だった。(夜中の気温は1度でした。)
穂高岳山荘はWEBでは満室表示だったが、実際には結構空室があった様子なので、電話して確認したほうがいいと思う。
オンラインでは残数を少なく設定しているのであろうか。
奥穂に登ってから下山開始後すぐ、紀美子平の下でクマに遭遇しました。
登山者全員ここでかなり停滞する事になった。
奥穂に登る際に紀美子平にみんな荷物をデポしてアタックするが、前日もそのザックを漁っていたクマが目撃されており、食糧の味を覚えて戻ってきたのではとみんなで話していた。
ずっとこの場にいる事も出来ず、クマも木の陰に隠れて動けないので、思い切って一人づつ降りようという事になった。
ここから振り返らずに一気に岳沢小屋まで降りた。
テン泊装備だったが、相当早かったと思う。
この区間の登山道の印象がまるでない。
覚えていないほど、猛ダッシュで歩いたと思うので。
結構ハードはコースだったような印象だが、急いだためのような気もする。
次回よりクマ鈴は持参する事に。
上高地のキャンプ場や岳沢小屋の手前あたりがクマがよく出るポイントのようなので、食料があるところに出るのであろう。
最後の下山で急いだのでトータルではスピードが出たが、荷物の軽量化をよく考えて次のテン泊に備えなければいけない。
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