このぐらいから一般的な登山者が日帰りで行動している履歴がある山なら体調管理と準備さえ整えておけば、まず問題なく同じ時間で行ける確信が持てるようになってきました。
日帰りの場合、登山前の睡眠時間をしっかり取っておくのが一番行動に影響するような気がします。
水分補給、栄養管理は登山者全員が気を付けていると思いますが、登山口までのアプローチに制限がある場合、睡眠不足で登っている方のコメントをよく見かけます。
行動時間を稼ぐために朝4時からスタートするケースも多く、1日20km以上の行程なら当然納得ですが、個人的には早く歩く力をつける事で行動開始が多少遅れても場合によっては対応力を持てるメリットがあると考えます。
もちろんファストハイクにリスクもありますが、あえてゆっくり歩く事もできるので。
あえて早く歩く事は出来ないし、ハイリスクを取る事になってしまいます。
白山は日帰りで十分行ける山ですが、写真にあるように山頂手前のちょうどいい場所に超大型の小屋があります。
小屋のある室堂ターミナルには郵便局までありました。
また小屋の奥に神社があり、山頂アタック前にお祈りして登れます。
御朱印も発行しているので、希望される方はザックに収納できるよう固い入れ物を準備しておくほうがいいです。
信仰の山であり人気の山なので、とても整備されており、サポートの小屋もあるので便利です。
そのため早い時間に駐車場に到着できないようであれば、宿泊予約をしてから1泊2日の行程にするほうがいいと思います。
この場合、ご来光、モルゲンの撮影など、白山の朝を楽しめます。
ここはハイシーズンには自家用車の入場規制があり、バスでのエントリーが必須です。
ただ規制があってもバスは20分間隔で到着するので、そこまで不便ではないです。
問題は帰りで17時が最終バスなので要注意です。
バス停乗り場に水場、トイレがあるので、準備もできます。
ヤマップ、ヤマレコの記録によれば、シーズン直前には自家用車乗り入れが可能なタイミングで路上駐車でいっぱいになるみたいです。
路上駐車で行くなら、直前が帰りの心配なしで登れるので便利ですが、ここは高山植物が多い山でも有名なため、花の時期であるハイシーズンがおすすめです。
白山は水場が非常に多く、途中の避難小屋にはトイレ+トイレットペーパーがあります。
登山道は樹林帯も多く、標高低い場所は湿気が多くて滑りやすいと思います。
樹林帯を抜けてからの行動距離もあるため、日焼け、暑さ対策も必須です。
少し遠いですが、とてもいい山でした。
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