初めての四国での登山、四国では有名な石鎚山に紅葉の時期に登頂しました。
天気は曇りでしたが、ベストの紅葉の時期に当たりました。
桜や紅葉はベストの時期となると1週間もなく、雨などに運悪く当たると3日ぐらいしかベストな撮影日はありません。
暖かい四国にこれほどの紅葉の場所があると思いませんでした。
登山道が狭くないのですれ違いも容易で、お体外に交差も追い越しもしやすく、整備もされており歩きやすい登山道でした。
トレランにも最適そうな山です。
土小屋からのアプローチだと車でのアクセスが大変ですが、山頂を見ながら稜線を歩けるため、眺望がすばらしく、疲れを感じない山です。
獲得標高も少ないので、家族連れも多かったです。
鎖場が有名との事でしたが、他では見た事がないタイプの鎖です。
鎖の接合部の輪がかなり大きく、シューズのつま先を入れられる程のサイズのため、接合部につま先を入れながらハシゴを登れます。
そのため鎖場の難易度はとても低いです。
高度感さえ問題なければ、誰でも登れます。
実際子供も登ってましたが、高度感に慣れてさえいれば無理な人はいないでしょう。
小雨が降っていたのですが、鎖に足入れ出来るため、難易度に差がでません。
通常なら鎖場で雨が降れば、かなりやっかいなのですが。
ただし登攀する角度はあるため、鎖場での基本である鎖を使わずに岩に手足をかけて登っていく技術を使うのは困難でした。
この山独特の鎖場です。
雨で岩自体がかなり滑りやすく、また鎖使用前提でのコース取りのようで、鎖なしでは場所によっては難しい箇所がありました。
鎖場が有名ですが、逆に岩稜帯向けのシューズを利用せず、つま先が鎖の輪に入れやすい先が細いタイプで行くべきです。
ザレ場、ガレ場など一切ありません。
そのためトレラン用シューズなどがおすすめです。
大台ケ原にある大蛇嵓の上位版のような素晴らしい紅葉ですが、人が歩いてアプローチできるため、朝一番にでも行かなければ人が写真に写り込みます。
登山道入り口にモンベルショップもあり、食事も取れ、忘れ物があっても対応でき、とても便利。
スタート箇所にあるトイレは山深い地域にも関わらず、水洗トイレでした。
一番の難所と言えば、車の運転でしょう。
山自体は素晴らしく、百名山にふさわしい山でした。
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