厳冬期と呼ぶにはまだ雪が少ない大山ですが、雪山訓練にはちょうどいいと思い、12月に入ってすぐに行ってきました。
夏に登っており、分かりやすいルートなので、練習に最適の冬山です。
また麓の紅葉と6合目以上の樹氷が同時に見れ、かなりレアな雪山ハイキングとなりました。
スタートから雪がありましたが、冬靴なのでそのまま歩きました。
6合目の避難小屋でチェーンスパイクを装着、急登明けの稜線手前でアイゼンに変更し、ピッケルを持ちました。
写真の通り、ここからの視界はほぼありません。
ゴーグルを着けているので、足元の薄いトレース、木段を見ながら山頂を目指します。
山頂近くなると少しガスが薄まりましたが、眺望はありません。
あらゆる物にエビのしっぽがついてます。
無事、山頂まで到着し、山頂の避難小屋を見学に行きました。
冬季は山頂トイレが普通に使えたのですが、夏に登った時は携帯トイレが必要でした。
今回トイレを1ヶ所施錠していたので、夏、冬でトイレを切り替えているようです。
確か夏も施錠していたはずなので。
冬はトイレ寄付金もなしになっていました。
眺望なし、寒いので、すぐ下山しました。
今回は途中で着替えと装具交換以外では休憩していないので確認はしていないですが、6合目あたりにある避難小屋のトイレは2つなかったはずなので、携帯トイレ必須と思います。
コース上、隠れてキジ打ち、お花摘みなど一切できないルートなので、一つは携帯していたほうがいいかもしれないです。
6合目まで下山するとまた天気がよくなり、眺望も復活。
紅葉と樹氷が見える、最高の眺望となりました。
6合目でまたチェーンスパイクに変更し、3合目で外しました。
チェーンスパイクを冬靴に合うものに変更しており、アイゼンの装着にも慣れてきたので、それほど時間ロスにはなっていないと思います。
雪山登山の訓練に非常によい山でした。
初心者でも天候が良ければ問題なく登れるので、冬の大山はおすすめです。
GPS 04:25 山行3:38 休憩0:47
距離6.2km 上り938m 下り932m
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