九州遠征最終日の6日目は最後に残った百名山、久住山です。
ここは九州で唯一、テント泊が出来る場所との事で、山頂付近から坊がつるのテン場が見えました。
噂通り、非常にいいテン場そうでした。
温泉もあり、広くてどんなテントも張れるらしいので、北アルプスのテン場のようにテントを選ぶようなテン場ではありません。
また広大なエリアなので、テン場競争もないでしょう。
次回はテント持参でゆっくりしてみたいです。
ここを最終日にする予定にしていたのと、この付近が国定公園のため車中泊禁止となっているため、一人でも宿泊できる宿を予約しておきました。
登山口駐車場からすぐ近くの宿です。
日本秘湯の会の一つらしく、お湯が素晴らしい温泉でした。
安いのでトイレ、風呂は別で、窓を開けるとボイラーの音がうるさい部屋でしたが、食事はよかったです。
山の宿 霊泉 寒の地獄旅館
この価格でこの食事内容は素晴らしいです。
問題が1点、朝食が8時のみスタートでした。
登山の前泊に朝食付きの宿に泊まる事はまずないのですが、この近辺が車中泊禁止でコンビニもなさそうな山域だったのと、最後の山になるのでご褒美の意味合いも込めて利用したのですが、朝食時間までは予約サイトに記載がないので未調査でした。
朝食を食べる前に出発準備と宿泊代の清算を行い、朝食後すぐに登山口に向かいました。
駐車場まで近い宿にしていたのが幸いでしたが、土曜のため駐車場はすでに混雑しており、残り1台分だけ空いていました。
ヤマレコの記録によると8時24分登山スタートのため、かなり優秀でした。
トレッキングポールを使うとどうしても歩く時間が遅くなるので、雪山、テン泊装備時などしか基本は使わないのですが、昨日の筋肉痛を踏まえて最初から使いました。
前日に温泉でしっかりマッサージしたおかげか、大腿四頭筋の痛みだと下山時の影響が強いためか、山頂までは快調にいつも通りコースタイム0.5ぐらいで歩けました。
この日に帰宅予定だったので登頂後すぐに降りようと思いましたが、あまりにも山頂からの景色がよく、何か食べてから下山しようと思いましたが、前日同様また食事を入れ忘れていました。
仕方なく行動食のチョコを食べ、水で我慢しました。
今回、バーナーも一度も使用しませんでした。
下山を開始するとすぐに左足が痛み出しました。
朝から湿布を貼っていましたが、まるで効果がありません。
変にかばうと両足にダメージが蓄積されてさらに他の筋肉が痛むため、慎重にゆっくりと歩くように心がけました。
最後の階段エリアではかなりの痛みがありましたが、何とか自力で下山し、駐車場までは予定より相当時間がかかりました。
下山ではコースタイム1.0以上かかっていると思います。
厳冬期の雪山より遅いタイムでした。
この山も急いで登頂するような山ではなく、とてもいい山でした。
九州でも指折りの人気な山でテント泊で有名ですが、日帰りの人が多く、いろんな登山者の方を見かけました。
アクセスもいい場所であり、阿蘇久住の観光エリアにあるため、九州でも一番人気なのかもしれません。
もし関西にあれば、10倍以上登山者がいるのではないでしょうか。
下山後、久しぶりにソフトクリームを食べました。
牛乳で有名な高千穂が近いからか、とてもおいしかったです。
下山後、すぐに佐賀まで移動し、愛媛まで船を利用して高速道路で帰宅しました。
この佐賀-愛媛の船は車両も積め、1時間しかかからない上に毎時1本、早朝から夜中まで便があります。
また遅めに予約していましたが、空きがあれば予約に関係なくすぐに乗船できるので、とてもオススメです。
きれいな船で中に売店までありました。
移動の足によく使われていそうな感じで、お客さんが皆さん慣れている感じでした。
6日間で九州の日本百名山を全て回りながら、パソコンを持ち込み、電話対応で仕事が出来る状況で回りましたが、あと2日日程があればかなり良かったと思います。
屋久島で1日、阿蘇久住で1日あれば、阿蘇山を1日で回り、阿蘇久住エリアを昼から観光する事もできました。
または阿蘇久住で1日、湯布院や黒川温泉、別府などに1泊するのもよかったと思います。
何より九州の山は低山ばかりですが、非常に個性があり、いい山ばかりでした。
弾丸で回るのは非常にもったいないので、この日程は参考にしないほうがいいと思います。
宿泊先やレストランでもよくしていただき、ホスピタリティの高い、いい人にばかり巡り合ったため、いい思い出ばかりで、感謝でいっぱいです。
またゆっくり再訪したいと思います。
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