西穂高の独標まで日帰りで上高地から登ってきました。
穂高ロープウェイが点検で運休中のため、空いていると予想してこのコースを取りましたが、意外と登山者はいました。
日曜だったのですが、前日から西穂高山荘に宿泊している人ばかりだったようです。
この日は昼から雨でてんくらC予報のため、早朝出発、昼には下山の予定を組みました。
やはり2500mを超えた辺りから心拍数が上がるようになります。
先週、仙丈ヶ岳に登った際も同様でしたが、1週間もすれば高度順応の効果はなくなるのかもしれません。
高山病が出た事は過去にないのですが、2500mを超える場合はその高度辺りから歩くスピードを遅らせたほうがよさそうです。
西穂へのルートはロープウェイ利用が一般的なのでこのルートは整備されていないと思っていましたが、物凄く整備された登山道でした。
階段も新しく、破損個所も修復されていました。
西穂山荘でメンテナンスされているのでしょうか。
さすが年中無休の小屋です。
道迷いもほぼないと思います。
途中、水を取れる場所があります。
枯れそうにないぐらい出ているので、冬場以外は利用できそうです。
スタート直後は沢沿いですが、水場以外では西穂山荘以外で水は補給できません。
距離、高度の見た目以上に北アルプスでは疲れやすいので、水分はかなり持ち込んでおいたほうがいいです。
厳冬期にしか行った事がないルートでしたが、西穂山荘から丸山に向かうあたりから、ガレ場、ザレ場が多く、柔らかいソールの靴では歩けますが効率が悪いでしょう。
冬だとアイゼンで直登になるので、丸山までは逆に楽だと思います。
時間的に西穂高岳まで行けましたが、昼から大雨予報の上、独標でも眺望なし、ガスだらけのため、すぐ下山しました。
久しぶりの西穂山荘のため、定番のラーメンを食べ、すぐに下山しました。
この日は天気の兼ね合いもあり、テントはもうありませんでした。
心拍数の問題も下山は関係ないので、ルートがしっかり整備されている分、帰りは逆に飛ばしてみました。
上高地は快晴だったので、やはりアルプスの天気は見た目だけで判断しては危ないと思います。
最低でもてんくら、出来れば有料の山の天気予報を確認しておくほうがいいです。
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