雨飾山に日帰りで紅葉を見に行ってきました。
本来は折立から雲ノ平周辺を周遊予定でしたが、折立からすぐの登山道に熊が出て動かないとの事で、他の登山者が走って下山してきたので、急いで一緒に下山して中止し、一番近くでまだ未踏のここにやってきました。
そのため出発がかなり遅くなりました。
雨飾山は紅葉ピーク時の週末のみかもしれませんが、登山口にスタッフが待機しており、登山計画を確認されます。
装備、計画書の提出、計画内容などを確認しているようでした。
10時半出発になったので、今からで大丈夫ですかと声を掛けられコースタイム設定などを聞かれました。
ヤマレコの予定をちゃんと設定していたのでその画面を見せると問題なく通してもらえましたが、ノープランでマップもない状態だと止められるのかもしれません。
山自体は普通のルートでそれほど標高もないため問題ないですが、途中に補給、休憩できる小屋などがありません。
日帰り前提なので余計に早出が基本の山になります。
紅葉はまだ少し早かったようで、山頂近くの一部のみ紅葉していました。
登山者は結構いましたが、遅く出たためか駐車場を停めれたのかをよく聞かれました。
この山は駐車場がすぐいっぱいになるようで、結構早くから来ないと週末の紅葉時は停めれないそうです。
遅かったので逆に早い人が帰った場所が空いていたのかもしれません。
2台だけ一番いい場所が空いていました。
特に難所はありませんが、ちょうどルートの中間地点あたりに携帯トイレブースがあります。
補給場所がないための措置だと思います。
1つは持ってくる事をおすすめします。
登山口付近にあるキャンプ場でも販売しているようですが、早出なら営業時間外だと思います。
またこのトイレブースを少し過ぎたあたりで沢があり、ここで皆さん休憩しています。
ここで水を取る事もできそうです。
かなり綺麗な水で、その上部は人が入らないルートです。
浄水器があれば、補給可能です。
おおよそ8合目あたりから森林限界になり、視界が開けます。
このあたりからガスがかかってきましたが、天気は良好でした。
上部は割と急登でロープもありますが、グローブがいるほどではありません。

稜線歩きになると、草紅葉していました。
あいにくの天気ですが、今年の紅葉はまた外れな予感がします。
山頂付近と下山のほうが紅葉を楽しみながら歩けます。
下山時に紅葉を楽しみながらゆっくり撮影し、3時間半ほどで登頂、下山となりました。
六甲山より少し急な箇所が多い程度なので、気軽に日帰りで歩けるいい山です。
この付近の北アルプスエリアではなかなか気軽に登れる山はないので、貴重だと思います。
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