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赤石岳、荒川三山 縦走 1泊2日 2024年10月

南アルプス登山

小屋閉め直前の3連休にようやく赤石岳、荒川三山(悪沢岳)に1泊2日で行ってきました。

本来はもう少し前の服装が軽量な時期に来る予定でしたが、台風、バス道の崩落など何かとアクセスができないタイミングに予定していたので、何度もキャンセルして何とかギリギリでアタックできました。

すでに小屋閉め直前の予約のため、電話でしか予約できない時期のため、椹島ロッジに電話して宿とバスを予約するのですが、1泊2日のルートで荒川小屋を電話予約しようとすると、執拗に大丈夫か確認されます。
理由をつけて何とか2泊3日に変更させようとさせるので、オンライン予約できないシーズンオフ時期に予約をする際は、事前にコースタイムを含めた計画を作成してその説明をしなければ予約を受けてもらえない可能性があります。


先に計画をしっかり立ててから予約したほうが、すんなり予約できます。
ただ実際に同じバスで荒川小屋まで予定していた人たちが17時過ぎに小屋に着いて迷惑をかけている人が多かったので、無理な人は逆ルート、1日目は千枚小屋にしたほうがいいとは思います。

同じバスの人は17時すぎ到着の人ばかりだったので、無理せず予定を立てるほうがいいとも思います。
コースタイム0.7換算で休憩込みでもギリギリです。

赤石岳までの登りは見るところが少ないので、かっ飛ばしました。

ただ南アルプスなので、樹林帯も色が深く綺麗です。

赤石岳に登る直前まで快晴でしたが、なぜかいつも通り山頂近くでガスに覆われてイマイチな眺望に。

ここから荒川小屋までの稜線歩きが素晴らしく、時間も16時に十分間に合いそうだったので、ゆっくり撮影しながら景色を楽しみつつ歩きました。

写真ではなかなかこのスケールが伝わりませんが、南アルプスの山は本当に大きく、実際に見ると物凄い迫力です。

荒川小屋ではすでに小屋閉め直前のため食事を提供できない時期だったのですが、豚丼か親子丼の軽食なら用意できるとの事でした。

事前に分かっていれば食料を減らせたので残念です。

思わず頼んでしまったため、下山時にまた食料が余りました。

小屋に着きて靴とインソールを乾かそうとした際に気が付いたのですが、インソールを2枚入れて歩いていました。

スタート時に何故か靴が小さく感じたのですが、久しぶりにミッドカットのボルダーを履いたのできつく感じるのであろうと考え、靴下だけ1つ薄いタイプに変更したのですが、しばらく履いていなかったので家で間違えてインソールを2枚セットしていたようです。

ローンピークで歩く予定にしていましたが、雪対策と稜線や小屋付近では早朝氷が張るとの小屋情報があったので、チェーンスパイク+ミッドカットのボルダーに変更したのですが、これがミスでした。

チェーンスパイクを使うところもなかったです。

逆に軽量化のために衣類をセーブしましたが、夜中にストーブが消えてしまったので1時に寒さで目が覚めてしまい、そこからずっと起きていたので2日目の体調が振るわなかったです。

同じように寒さで起きている人が多そうでした。

3時前にはほとんどの人が出発準備をしていましたが、寒さで起きたのでついでにの人もいそうです。

準備して外に出るとー6度でした。

荒川三山に向かってナイトハイクでしたが、道が分かりやすくて整備もされているので歩きやすかったです。

前岳、中岳あたりで日の出になりましたが、富士山と悪沢岳を並んで太陽が上がる素晴らしい眺望でした。

容量の関係でスマホの写真しかアップしていませんが、最高の日の出を見れました。

撮影に時間を取られますが、下山で取り返そうと決めて撮影しながらゆっくり景色を堪能して歩きました。

スケールの大きな山でした。

悪沢岳まで登頂して後は下山のみ、距離が長いだけと考えていましたが、ここからまだピークが3つもあり、こちらのほうが道が悪くて鎖場、岩場が出てきたので、左回り、右回りのどちらのルートを使っても同じくらいのきつさだと思います。

私のルートでない右回りのほうが水を補給できる場所があるので、登りにはいいと思います。

ほとんどの人が右回りを利用していますが、納得です。

等高線通り左回りの場合、急登を当たり前に歩くのが前提条件となります。

特に椹島ロッジ手前あたりの登山道が荒れていたので、最後に登り返しがあるのがきついです。

自転車も10台くらい停まっていましたが、この山行の後に自転車で20キロ走るのはきつそうです。

バスの時間を気にしなくていいメリットも絶大なのですが。

早く下山できたのでバスの時間を変更してもらいました。

このバスは事前予約者がいない場合、予定にある時刻分が出ない場合もあるようなので平日の閑散期に利用する場合は注意です。

帰りに駐車場近くの温泉を利用する人が多いと思いますが、この日は水不足との理由で臨時休業でした。
同じバスの人たちが続々と温泉にやってきましたが、全員困っていました。

新静岡ICから2時間以上山道を運転しなければ駐車場までたどり着かないため、この温泉で入浴、休憩できない場合、ここから2時間以上コンビニなし、風呂なしで運転する事になります。

駐車場で絶望している人が多かったです。

私は次の日に丹沢に行く予定にしていたため、帰り道のSAにお風呂があって助かりました。

アクセスが悪く、関西からは運転が大変です。

登山開始前が一番厳しい山ですが、その価値のある山です。
稜線の景色はとにかく最高でした。
富士山が見えるルートはやはり格別です。

山行記録: 赤石岳、荒川三山 縦走 1泊2日 2024年10月
2024年10月12日(日帰り) 塩見・赤石・聖, 無雪期ピークハント/縦走 / yarukigenkiの山行記録

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