雪のある時期にしか登れない野伏ヶ岳に登ってきました。
前日の昼から降雪があったので、トレースはあってもある程度沈むと予想していましたが、想像以上に沈みました。
そのためなかなか大変でした。
この山は2月に登頂履歴がよく上がっているのですが、1月も週末で天気のいい日には履歴がよくつきます。
BCの人が多いのをあまり気にかけていませんでしたが、行ってみて納得です。
スキーには最高の条件でした。
浮力がないとなかなか厳しいです。
スノープラックを持っていきましたが、これでもいいところでくるぶし、悪くて膝下まで沈みます。
樹林帯も含めて、ほぼ全行程で沈みました。
山頂付近のみ強風で雪が付きにくいのでマシなくらいです。
トレースはしっかりあるので道迷いはしないですし、何本もルートもありますが、この日は結構沈むのが大変で、スノーシューならかなり楽だったと思います。
スキーなら最強でしょう。
山頂近くで先行パーティーに追いつきましたが、4時スタートとの事でした。
全員スノーシュー等を装備しており、スノープラックでトレースがあっても意味なく沈む話をしていたのですが、その方は3回目の登頂だったそうで、前回ワカンで撤退したそうです。
この日もBCの人のほうが多く、スタート時と下山時にBCの人と話しましたが、この日はスキーなら最高だったと皆さん楽しそうに話しておられました。
それでも山頂までは行かずに途中から滑っている人が多かったです。
登山道がない山のため普通の人はあまり登らない山のようですが、天候が良ければ山頂から見渡す限り立派な山が見まわせる最高の山でした。
コースは長いので早朝スタートが必須だと思いますが、途中にスキー場があるためアクセスもいいので、コンディションが揃った状態なら本当にオススメできる雪山です。
トレースがしっかりあり沈まない状態なら、午前中でも下山できると思います。
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