2年前にホワイトアウトの山頂だった猪臥山に再チャレンジしてきました。
今回は天候が前後日程で晴れ、てんくら前後3日間共にAを選んだので、雲一つない晴天です。
ここは高速道路がついているルートですが、雪が深いので樹林帯でもラッセルがありえる山と前回地元の人に聞いていたので、間を取ってスノープラック、下山と稜線歩き用にアイゼンを持って行きました。
結果的に登りはほぼツボ、下山は渡渉ポイントまでスノープラックで歩きました。
2年前は数十年ぶりの大雪の年だったので、通常の厳冬期とは状況も違うのかもしれません。
平日でも登山者は多く、10人以上はすれ違い、追い越しました。
ただここは歩いている人に遅い人はいません。
休憩している人も見かけず、何より途中で休憩したであろうポイントもありません。
地面が見える場所がないレベルの雪山だと、ここで多くの人が休憩したであろうと予想される場所に休憩跡が残るので分かります。
このルート、山頂付近以外では全員立ってしか休憩していないと思われます。
すれ違いで道を譲ったであろうポイントぐらいしかルート外れのトレースもありません。
1組以外、全員スノーシュー着用していたので、トレースもかなりしっかりついてます。
樹林帯を抜けた山頂まで残り500mの場所からスノープラックを使いましたが、スノーシューのトレースのため、自分だけ足首上、たまに膝下まで沈むため、プチラッセルになります。
スノーシューを持ってきた方が楽でした。
そこから山頂まで少し減速しましたが、後ろから10分くらいしか遅れなしで駐車場で同時スタートだった1組上がってきました。
ツボでほぼ登っていたのでコースタイム0.5は切っていたのですが、スノーシューを使ってこの時間で登ってくるグループは他の山では経験があまりありません。
山頂では360度、見渡す限り有名な山が見えるポイントとなっており、風もほぼなくて暖かかったのでゆっくり休憩、景色を堪能し、白山を見ながらラーメンを食べました。
他の山を見ても今年は雪が少ないように思えますが、去年の冬はほぼ東北ばかり行っていたので、これが現代の通常積雪量なのかもしれません。
これだと残雪期はもう雪がほぼない山もありそうです。
あと1か月ちょっとしか本当の雪山景色は楽しめない可能性があります。
下山は特に見るものもないのでサクサク下りましたが、駐車場手前付近で雪山では過去最強に驚愕の老夫婦を見かけました。
普通の長靴で登ってきたのですが、体幹のブレが本当にありません。
ガイドがよくやっている両腕を後ろに組んでザックを固定する歩き方で登っているのですが、これは靴のグリップも使うのが前提のため、長靴で雪山を歩きながらストックも使わず早いペースで話しながら登ってくるとは人間業ではありません。
使い込んだザックや装備も無駄がなく、外付けは水筒さえありません。
雪山をやる人なら想像できると思いますが、ラッセルがある可能性が高い山で遅い時間から登るのは普通は最もリスクが高いので確実のピークハントするなら早出が基本です。
最後に登山口近くで遭遇しているのもポイントです。
過去にTJARで有名な選手のトレーニング登山に遭遇した時にその足さばきと下山スピードに感動しましたが、正直全く届かないとは思いませんでした。
この方は人間業とは思えなかったです。
体力もすごいですが技術が凄まじく、まだまだ修行不足を痛感しました。
このペースでいくらトレーニングを積んでも、あのおじいさんほどの登攀力は積み上げられないと思います。
ニュースとヤマレコで知ったのですが、去年11月にヤマレコで最も有名な一般登山者の方が、剱岳でお亡くなりになりました。
これ以上、雪山の沼にハマると命の危険を伴うトレーニングになるため、諦めも大切だと初めて感じました。
非常に学びになった山行でした。









コメント