台風の影響で特急しなのが運休になり、名古屋で撤退という初めての歩き出す前、ヤマレコをスタートする前に撤退した計画でしたが、その台風で中房温泉登山口が閉鎖になり、小屋の予約がガラ空きになったので再チャレンジしてきました。
ヤマレコに詳細を記載したので、ここでは赤沢山の攻略をメインに記録しておきます。
登山者が少なく情報もあまりないので、百高山狙いの方は参考にしてください。
ヒュッテ西岳のテント場の南端がスタート地点になります。

テン場手前に「この先、テント場あり その先、立入禁止」のような注意書きがあり、間違って入山しないように警告があります。
間違って行かないためなのか、看板等一切ありません。
あえて分かりにくくしてある様子なので、目指す場合は注意です。
写真の指先の方に行くと降り口が見えます。

タイガーロープが要所に設置されていますが、結び目の間隔が広く、ロープを握って降りるにはノットが少なすぎてひっかかりません。
ガイドロープとしての機能しかないので、あくまでルート確認用と考え、手がかり、足がかりをしっかり使って上り下りしてください。
ルート上の目印としては優秀なので、必ずロープ、マーキングを探しながら歩いてください。

ヤマップ、ヤマレコ共に踏破した人が結構このポイントを写真付きで記録していますが、問題はこの木をくぐって奥に行き、ロープを使って降りるという記載のみで、肝心のこの写真の木がルートを真っすぐ見て歩いていると見つけられない事です。
途中で振り返らないと見つけられません。
トレースを見ながら真っすぐ歩いていると、間違えたトレースの方が正解のルートに見えます。
後で確認したところ、すれ違った人全員が間違えて直進してました。
ルートファインディングに慣れていれば、間違えて直進すると何となく違うと勘が働きます。
私もすぐにおかしいかもと疑い、GPSを確認して周囲確認したところ、この木とマーキングのピンクテープがすぐ背後に見えました。
2m程度過ぎただけなので写真の木をすぐ目視できましたが、見えないくらい通り過ぎてしまうともう戻ってこない限り見つけられないでしょう。
すれ違った人の中で1人、気が付かず真っすぐ下っていき、正解のルートである尾根沿いを歩いている他の登山者から声掛けしてもらって藪を登ってルート復活した人が一人いました。
その登山者は本来この山に行く予定がなく、自分のテントを通り過ぎて歩く人に声をかけられて行ってみたそうですが、声をかけてもらえなければどこまでも違うルートで歩いていたと本人が後で話していました。
いろいろ話を聞くとあまり藪漕ぎや難所のルートを歩いた経験がなさそうでした。
失礼かもしれませんが、普通の登山道しか歩いた経験がない人がこのルートに入ると危険だと思います。
当然ですが間違いルートですれ違いはありませんし、救助要請も電波が入るか分かりません。
自力で戻れるなら問題ないですが、ケガや事故の場合は詰みます。
木のトンネルを抜け、ロープ沿いにかなり下ってからも引き続きアップダウンがあります。
アップダウン通過中も基本はハイマツの藪漕ぎです。
グローブをしていなければ、手がマツヤニだらけになります。
水で洗っても取れませんし、小屋の洗剤なしの水でしか洗い流す方法はありません。

藪漕ぎをしながらしばらくすると写真のような稜線に抜けます。
この写真の場所まで来れば半分近く進んでおり、ここからは少し楽になります。
それでも写真の通り、まだまだ下半身は藪を突破する必要があります。
真ん中より少し右側にルートが見えますが、これを見つけられない場合はもう少し簡単な藪漕ぎで訓練した方がいいです。
またハイマツなので笹と違い、皮膚に当たるとかなり痛いです。
Tシャツも穴が開いてしまいました。
歩くには手でかき分けながら進む必要があり、笹だと大いに活躍するはずのトレッキングポールが全く使い物になりません。
最初から小屋にデポしてきた方がいいです。

山頂近くまで来ると藪漕ぎがなくなります。
景色はいいと思いますが、あいにくの天気でそれほどではなかったです。
この看板を見てピークハントするだけになるので、努力の成果があまりない気がします。
総合的に百高山ハンター以外には推奨しません。


2枚ともルート途中からの景色です。
ヒュッテ西岳からの景色と同じです。
と言う事は、来なくてもテン場から同じ景色を楽しめるという事です。
参考にしてください。
上半身は何でも大丈夫ですが、下半身は長ズボンがマストだと思います。
行きに山頂までショートパンツで行ったので擦り傷が増えました。
帰りに雨具を着て歩いたら別次元で楽でした。
最初から履いていれば、かなり印象が違うかもしれません。
グローブもあると便利です。
荷物は雨具、スマホ、水以外、小屋かテン場に全てデポしてから行く方がいいでしょう。
結構時間がかかるので、水は絶対必要です。
雨が降っている時、ヘッデンが必要な時間帯は避けたほうがいいと思います。
暗いとルートを間違えた場合、戻れない可能性が高いと思います。
他の登山者数名すれ違っていますが、他の方は全員コースタイム以上かかっていました。
コースタイムだと、ヒュッテ西岳から片道60分ぐらいかかります。
この山にはもう二度と登らないと思います。





























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