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大山 残雪期? 2024年3月

中国・四国登山

駐車場などの雪は少なかったが、前週は雪山で各地に遭難者が多発したぐらい降雪が多かったので、その時に積もったと思われる。

駐車場の管理人さんが、大山も先週の遭難者がまだ見つからないままなので気を付けてと声をかけられました。

バリエーションルートを取ったガイドの遭難だったはずなので、登山ルートで行く分には問題ないと思われるが、一応気を付ける感じでアタックしました。

ちなみに前週に1人、大山で遭難者が重度の低体温症にかかって救助された方は避難小屋で低体温症と東証の処置を受けて助かったレポートを見たのですが、YouTubeでこの時の救助パーティーに医師が帯同しており、医師の処置を小屋ですぐに受けられた事で救命できた可能性が高いと報告されていました。

この動画をアップしているのが国際山岳医なのですが、非常に勉強になるので紹介します。

エマージェンシーシートの使用方法など低体温症に対する知識を登山者全員が持つ事で救える登山者は確実に増えるでしょう。

去年日帰りで行った常念岳で見かけた方々の事を考えずにはいられませんでした。

今後、同様のケースがあれば、救助の手助けができればと思います。

今回、スタートから雪がありましたが麓近くでは妙な音楽が鳴っており、何かと思えばスキー場がまだオープンしているようようでした。

長野、岐阜でも雪不足でもうスキー場を早々とクローズしているニュースを見ていただけに、大山のスキー場が3月で営業していると思わなかったでの、驚きました。

3月中旬なので残雪期ですが、山に入れば先日行った厳冬期よりも雪深かったです。

特に6合目以降、もう完全に登山道は雪で埋め尽くされており、逆に歩きやすかった。

上り2合目からチェーンスパイク、6合目避難小屋でアイゼン装着しましたが、チェーンスパイクは中途半端で不要でした。

5合目ぐらいからアイセンにして、チェーンスパイクなしにしたほうが装備変更の手間なく楽です。

大山だと残雪期なのでチェーンスパイクだけでいけるかもと考えたのが甘かった。

前回、厳冬期に大山に行った際にピッケルを持参したが剣が峰に行くのでなければ不要と思い、今回はトレッキングポールのみ持参しました。

正直、大山ではバリエーションルートを取らない限り、ポールで十分だと思います。

縦走エリアに入れば他の山と違い、急角度の斜度の上を歩く登山道ではなく、整備されている少し平らな登山道になるため、滑落してもその場でコケるだけです。

むしろ6合目~8号目あたりで積雪量が多く、樹林帯が雪で埋まっている箇所のほうが危険ですが、そこも滑落時は止まるでしょう。

これを踏まえてかポールのみで歩いている登山者の方も結構います。

中国地方だと雪山が少ないので、ピッケルをあえて持って行きたいというニーズもあると思うので、個人の判断で持参すればいいと思います。

ポールとピッケルを両方持って行くとザックに外付けするアイテムが増えるので、樹林帯を抜ける場合に違うリスクもあるので。

山頂避難小屋は完全に雪に埋もれており、光が入らないため日中でもヘッドライトがなければ中で休憩はできない。

それほど風は強くなかったですが外で休憩するには寒いので、行動食だけ食べてすぐ下山し、6合目避難小屋前で食事にしました。

登山口近くのキャンプ場が去年の夏場から改装のためクローズ中だが、整備されているようだった。

今年の夏はオープンするかもしれない。

登山前に前泊するには最適なキャンプ地なので、早くオープンして欲しいですね。

大山は登山以外での旅行者も多い場所なので、麓にキャンプ場があるとすぐにアプローチできて便利だと思います。

山行記録: 大山 日帰り
2024年03月13日(日帰り) 大山・蒜山, 雪山ハイキング / yarukigenkiの山行記録

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