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蒜山三山 2024年11月

ハイキング

いつもこのエリアでは大山ばかり歩いていましたが、先日槍ヶ岳山荘で知り合った中国地方から来ていた人に西日本でアルプス以外ではここが一番良かったと聞いていたので、蒜山観光と合わせて半日で行ってきました。

話通り、素晴らしい山行となりました。
日帰り登山ではアクセスの良さ、気軽さなど総合的に見て、自分の中では過去ベスト5に入ります。

下山後の温泉、レジャーなども豊富で、観光も楽しめます。

ミネラルウォーターを汲める場所もあり、連泊して大山と合わせて楽しむ事もできます。

大山の登山道もすぐ近くなので行こうと思えばハシゴもできますが、私は観光をしました。
カタクリや新緑の時期など、また季節を変えて歩いてみたいルートです。

歩きやすいですが、水が有名な地区だけに標高の低い場所では晴れが続いているにも関わらず、水はけが悪く、泥濘は酷いです。
防水タイプの靴のほうが汚れに強くていいと思います。

靴を洗う場所などはないため、ドロドロの靴をビニール袋に入れて帰り、その日の夜にすぐ洗ってもニオイがすごかったです。

早朝から出たのでヘッデンを30分程度使用しましたが、暗いため泥濘に嵌ってコケました。

3つの山を縦走しましたが、3つ共特徴が異なります。

スタートの下蒜山ですが、5合目あたりから樹林帯を抜け、眺望がよくなります。

この標高で5合目から開けるような山は経験がありません。

5合目でこの写真の景色です。

日本海からの風が強く、森林限界が低いのかもしれません。

景色のいいロードを登るとすぐに山頂です。

山頂からの眺めがよく、ベンチもありますが、濡れていたのとここまで1時間しか歩いていないのでスルーして進みます。

次は中蒜山になりますが、この距離が少しあります。

ただ眺めは素晴らしく、紅葉の時期だったのでススキと紅葉を楽しみながら歩きました。

場所によっては大山も見えます。

縦走ですが、あまりアップダウンはありません。

また岩場もほとんどなく、鎖場も何か所かありますが濡れている場合が多いので滑らないように念のためにつけているようなレベルで、上り下りに基本的には鎖を使用しません。

中蒜山の山頂には避難小屋もあり、中で焚火対応できるようになっています。

ここも眺望がよく、周りの山を見渡せます。

風が強く、まだ2時間しか歩いていないので、ここもスルーします。

最後の上蒜山まではすぐに到着します。

ここの紅葉が素晴らしく、またロードもこの辺りから乾いているので歩きやすいです。

上蒜山が一番標高が高いですが、山頂からの眺望はありません。

上蒜山からの下山ルートは階段で整備されており、足場が悪い日も安心です。

上蒜山に登る登山者が多いようで、山頂からの下山時はかなりの登山者とすれ違いました。

上蒜山だけを登る人が多いのだと思いますが、上蒜山は山頂の眺望があまりよくないので、残り二つも行く事をおすすめします。

上蒜山登山口の駐車場はかなりの台数が駐車でき、トイレも整備されてました。

上蒜山駐車場に自転車をデポしておいたので、ここからサイクリングになりますが、自転車デポで車を取りに戻る際に、下りがあまりにも快適すぎて間違えて下り過ぎてしまい、大幅に予定ルートより下山しすぎたのでかなり大回りしてしまいました。
5kmぐらい大回りしているので、ヤマレコのGPXファイルは使用しないほうがいいと思います。

自転車だと最後の下蒜山駐車場までが少し登りになるため歩きでもいいかもしれませんが、このルートがサイクリングロードになっており、両方楽しめるように自転車デポにしました。

また本数は少ないかもしれませんが、バスも通っているようでした。

上蒜山登山道への下山地点に縦走用にタクシーを呼ぶ連絡先の看板が出ていました。
縦走利用でバスの時間が合わない人は利用してもいいと思います。
登山道に降りる少し前と少し先に2回、目立つところに看板が出ています。
撮影しておいたので、事前に予約したい方は利用してください。

上蒜山山頂あたりから予約すれば、調整しやすいと思います。

中国地方は登山で有名な山は少ないですが、大山、蒜山の2つは関西ではないレベルの良さがあると思います。

特に登山に関する環境がいいです。

関西だと宿泊、レストランなどの環境が揃っている山といえば有名どころでは比良山、金剛山、六甲山あたりですが、少し物足りないハイキングルートになります。

冬でも楽しめる山なので、今年もまた再来したいです。

山行記録: 蒜山三山 2024年11月
2024年11月04日(日帰り) 大山・蒜山, 無雪期ピークハント/縦走 / yarukigenkiの山行記録

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