PR

空木岳 2024年6月

ハイキング

まだ小屋が営業開始前なので、前回のリベンジに空木岳に行ってきました。

ルート上、ほとんど樹林帯です。

2600mあたりまで、景色はほぼ何もありません。

二日前までのヤマレコログでほぼ雪渓はないと見ていました。

登りの避難小屋ルートの途中で雪渓も残っていましたが、避けられるところがほとんどなのでチェーンスパイクはもういらないと思います。

雪渓を歩くのもしばらく無理になりそうなので、逆に雪渓歩きを楽しんでいると半ズボンにも関わらず片足を足の付け根まで踏み抜きました。

上の写真の赤テープ手前で雪も腐っていたのでもうベチョベチョに濡れました。

気温4度、この少し上からガスで太陽なしのため、山頂に出るとかなり冷えました。

山頂までのルートで難易度が高い場所はありません。

大地獄、小地獄と書かれているところでヤセ尾根なので注意とありましたが、普通の登山道です。

不注意に踏み外して滑り落ちない限り、問題ありません。

道迷いもほぼないでしょう。

このルートは単に長いだけなので、歩き出しを早くすれば問題ありません。

5時にスタートしましたが、日帰りだとこれで遅い方です。

すでに駐車場に10台以上車が停まっていました。

ヤマップやヤマレコのログを見ると日帰りの人は4時スタートが多いようです。

20キロを超えるルートの場合、日帰りだと4時スタートが多く、これがスタンダードなのだと思います。

40キロを日帰りなどチャレンジな登山をする場合、夜中0時~2時をスタートに設定して歩いている登山者をYouTubeなどで見かけますが、睡眠を取らずに無理やり日帰りにするのはナンセンスな気がします。

帰りに下の方ですれ違う登山者は、ほぼ中型ザックでマットを外付けしている宿泊予定の人ばかりです。

避難小屋があるので利用する人も多そうですが、そこまで入れない規模でした。

とてもキレイな避難小屋でしたが。

あの人数からして、全員避難小屋利用は無理だと思うので、早い者勝ちになっていそうです。

駐車場近くで1組だけ超軽装、持ち物はペットボトルのみの白人カップルを見ましたが、おそらく駐車場付近の周遊でしょうか。

山頂まで問題なく登頂しましたが、残念な天気でした。

何も見えません。

山頂で尾西のごはんを食べたりしながら40分以上、晴れ間を待ちましたが、山の天気予報を見ると前日では9時から晴れ予報だったにもかかわらず、いつの間にか変更され15時から晴れに変更になっていました。

山頂なので電波もあるので、すぐに確認するべきでした。

この直前に雪渓で踏み抜いていたので、かなり寒かったです。

仕方なくあきらめて下山しました。

山頂下の小屋はまだ閉まっていましたが、再来週にはオープンのため準備のためか逆に避難小屋としても利用できないように全て閉鎖されていました。

途中にある避難小屋は使えます。

小屋を過ぎた辺りから急に晴れ間が。

登山あるあるです。

ただ見上げれば山頂付近はガスだったので、山頂にいても4時間は待たないといけなかったでしょう。

一旦、下山し始めた後、もう一度山頂に戻った事は経験がありませんが、やる人はいるのでしょうか。

この写真に写っている若い登山者のうち一人がこの岩の上で寝て動けない状態でした。

山頂の様子を聞かれたので、ガスで何も見えず、40分以上粘ったが諦めて降りてきた事を話すと、もう下山すると言ってました。

あと山頂まですぐの場所なのですが、若いのにとても冷静な判断です。

ルート上のちょうど真ん中付近に水場がありますが、山頂近くの避難小屋あたりでも取れます。

ヤマレコやヤマップではこの水場が最後の補給場所とよく書かれているのですが、中央アルプスなのでこれからの夏場は暑くなります。

浄水器を持っていれば、山頂近くでも沢から取れるので、夏に行く人は浄水器を念のために持って行くほうがいいと思います。

ただ8月中旬以降になるとアルプスでは雨不足で枯れてしまう可能性もあります。

確か去年は9月に入るあたりで雲ノ平周辺や唐松岳の小屋あたり、水の提供がなかったと記憶してます。

必ず直近のログを確認してから対応してください。

二日前に登った際にもあったのですが、またヤマレコの情報漏れがありました。

ヤマレコには載っていないのですが登山口から2キロほど行った場所にトイレと駐車場があり、車を停めている人がいました。

ここに駐車して登れば4kmは違います。

トイレの情報があれば、前回の下痢でのリタイアもなかったでしょう。

このトイレのすぐ下あたりまでは来ていました。

仙丈ヶ岳に切り替えたので手ぶらで往復にはなりませんでしたが、もったいない事をしました。

ただこのトイレと駐車場はヤマップにも載ってませんでした。

いろんな意味でとても残念な山行となりましたが、百名山ピークハントも少し進んできました。

空木岳は健脚な人なら日帰りで行くと思いますが、駒ヶ岳ロープウェイを利用して木曽駒や宝剣岳に登頂し、そこから縦走するルートのほうが楽です。

しかも縦走路を歩けるので、行った事はありませんが眺望もあると思います。

日帰りで行くなら、こちらのルートのほうがいいと思います。

ロープウェイの営業時間からスタートにはなりますが、スタートが2時間遅れる程度で下山は歩きのため時間縛りがありません。

また下山場所の駒ヶ岳スキー駐車場から駒ヶ岳ロープウェイ行きのバス停まで歩いてもすぐです。

獲得標高1300mぐらいなのでかなり楽だと思いますし、何より眺望の差が大きいでしょう。

このルートだと、ほぼ樹林帯です。

https://yamap.com/model-courses/25145

空木岳ピストンだと、笠ヶ岳日帰り、黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳のような、修行スタイルになります。

ヤマレコ-登山やハイキング、クライミングなどの記録を共有できる、登山の総合コミュニティサイト
ヤマレコは、登山、ハイキングなど、山に関わる全ての方を対象にしたコミュニティサイトです。 写真、GPSログと同期したルート図、標高グラフなどを投稿できる登山の計画や山行記録(登山記録)を中心に、日記や掲示板などの機能も豊富に揃っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました