厳冬期の阿弥陀岳にようやく行ってきました。
夏に行くなら普通ですが、厳冬期の阿弥陀岳はあまり行く人がいない山です。
山頂に雪が付くと難易度がかなり上がるのが原因だと思われます。
赤岳から目の前に見える山ですが、ここがなぜ百名山に入っていないのか不思議です。
すぐ横に標高の高い赤岳があるせいかもしれません。
日本百高山には入っています。
ルートがいくつかありますが美濃戸から入ると楽になりますが、有料な上に道路の状態が悪く、雪が多い場合にSUV+スタッドレス+金属チェーン+4WD限定になる道を進んだうえで駐車場は車中泊禁止のため、宿に泊まるか早朝に悪路を走るしかありません。
そのため駐車場無料だがスペースが少なく競争率が高い船山ルートにしました。
前日から入ってましたが、トイレがない、寒い、斜めの悪条件で、なかなかの車中泊となりました。
寝坊してかなり遅くからスタートしましたが、数人しか追いつきません。
逆に久しぶりに1人、追い抜かれました。
なんと冬靴で走って登ってました。
すでにチェーンスパイクを着けていた場所でツボで走って抜いて行ったので、驚きです。
すれ違いもなかったので、赤岳方面に抜けたか行者小屋のほうに降りたと思われます。
そもそもシャンクの入った重い冬靴で走っている人を初めて見ました。
さすが厳冬期の阿弥陀岳です。
山頂直下の縦走箇所にハシゴや岩場がありますが、この付近は岩と雪、氷のミックス地帯です。
爪が短いミックスに適したアイゼンがあればいいのですが、このタイプは普通の雪山では逆に下山時に使いにくいため、難しいところです。
さすがに難所のためだけにアイゼンをもう一つ購入するのはもったいないですが、難易度の高い雪山ばかり行く人やクライマーはこのタイプを持っているでしょう。
若い3人グループと装備変更の時に抜いては抜かされを繰り返しながら山頂まで到着しました。
後からこのグループとソロ1名が上がってきましたが、皆さん快晴で暖かい山頂を満喫されていました。
さすがにこの山にはゆっくり歩いている人や雪山初心者かなと思われる人は一人もいません。
先に下山しましたが、この時期に山頂で過ごせる事はかなりのレアなので、ゆっくりしてもよかったかもしれません。
15時閉店のレストランに間に合うように降りるのが目的でしたが、15時より早く閉店していたため、昼食を逃しました。
下手すると厳冬期に山頂で過ごせる最後の機会だったかもしれず、もったいない事をしたかもしれません。
とてもいい山行となりました。

















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