滋賀の比良山系、蓬莱山に登ってきました。
積雪時に行こうと考えていた霊仙山もついでに回れるので、一緒に縦走で予定を組みました。
前日にヤマップで歩いている人のログからもう積雪がないとの事でしたが、念のためチェーンスパイクは持って行きました。
結果、不要でした。
山にも窪地に少し雪渓が残っているぐらいで、完全に春山です。
久しぶりの関西での初めての山でしたが、霊仙山は初心者向けのはずですがコースを間違えました。
駐車場から少し霊仙山登山口方面に向かって歩いていき、写真の画像にあるように樹木にテープがあり広い道なのでこれが正しいルートだと思いましたが、これがヤマレコ上の破線ルートとなります。
最初の写真の手前がここなのですが、これだと普通に左に進みます。
この先が間違いルートです。
正解は右のブッシュの道で、こちらがヤマレコにもある通常ルートです。
ちなみに正解ルート上に赤テープなどのマーキングは一切ありません。
左の破線ルートには紫のテープが山盛りついてます。
ヤマレコ有料会員なので、設定ルートから間違えるとコースアウトの音声通知があり、この音声通知がなければ山頂近くまで間違えていたでしょう。
ヤマレコ上でのコース履歴を見ればリルートしているのが見れると思います。
このコースを使う人が少ないのか、メンテナンスをしていないのか不明ですが、霊仙山は雪山登山でも利用される山のため、積雪時はおそらく夏道を使用せず直登ルートになるため、わざとテープを外している、または飛んでいったテープをまだ放置している状態なのでしょうか。
このルートを取る人は気を付けて欲しいと思います。
この写真も分かりにくい箇所です。
正解から少し進んだ場所なのですが、このテープに釣られると再度破線ルートに進みます。
正解は写真に写っていない右側になります。
霊仙山までなかなかの急登でした。
またテープがとにかく少ないです。
地面を見れば薄いトレースがあるのですが、まだ歩いている人が少ないせいかもしれません。
霊仙山に登頂した後、権現山に向かう下りルートからは何故かテープがしっかりあり、ここからはルートファインディングは簡単です。
分岐にも看板が出ており、まず間違えないでしょう。
この先の山はグレードが上がる山になりますが、個人的には初心者向けと言われる霊仙山までの上りがこのルートを通して一番ハードでした。
また霊仙山までのルートは週末で低い高度のためかバイクの音がかなりうるさく、静かに登れません。
1000mぐらいまで上がると静かになります。
逆にこの先は少し登って権現山まで着くと後は稜線歩きになります。
気温6度、風速3mの予報でしたが、一応インサレーションでなくオクタとソフトシェルをザックに、ノースフェイスの半袖エクスペディションドット+山道DW長袖シャツの組み合わせで歩きましたが、アウターは全て不要でした。
もう関西の山は完全に春仕様のようです。
帰りは霊仙山を通らないルートで下山しましたが、駐車場からすぐ上った場所に比良水という無料の水汲み場がありました。
なかなかの水量だったので、枯れにくそうです。
下山ルートは広く分かりやすいです。
水も取れて言う事ないですが、ここは駐車場にトイレがありません。
関西の山では多いのですが、トイレがなく、駐車所の途中の道も悪路で前から対向車が来ると大変です。
変な時間帯に登っていくなら要注意でしょう。
駐車場は10台ぐらい停まっていました。
道の駅がすぐ近くにあり、ローソンも一緒にあります。
バイパスの入り口と兼ねているので、そこでトイレをすませておき、補給しておくほうがいいです。
トイレは営業時間外でも使用できそうでした。
GPS0 4:01 山行3:35 休憩0:09
距離12.5km 登り1,019m 下り1,043m
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