行ってみたい縦走路のベスト3の一つ、雲ノ平周遊をようやく歩けました。
写真が多すぎるのでスマホの写真しかアップロードしていませんが、過去一番撮影に時間をかけた山行となりました。
天候は山頂近くなるとガスがかかって微妙になる、いつもの感じでした。
それでも素晴らしい景色です。
百名山が5座周りにある縦走路はなかなかなく、常にどれかの山を見ながら歩く事ができるため迫力満点です。
道も整備されていて小屋が多く補給も容易なので、人気なのも納得です。
お盆休み初日の移動で折立まで高速道路の渋滞がひどく、有料道路の営業時間に何とか間に合うぐらいの厳しさでしたが、臨時駐車場が空いていたので駐車場はまだ余裕があります。
折立から登る登山者は薬師日帰り組以外はほぼ泊まりのため、駐車場もいっぱいになる事を覚悟していたので助かりました。
折立から太郎坂までの区間で先日も熊が登山道に座り込んで通行困難だったニュースを見ていたので、太郎平小屋までは上り、下り共に飛ばして歩きました。
太郎平小屋は今回も行き帰り共に早すぎて昼食営業時間に合わなかったためにドリンクしか購入出来なかったですが、ここを1泊目にしている登山者が多いので食事等のメニューも豊富です。
富山県警?の方が小屋で勤務してそうでした。
非常に安心です。
水不足で有名な山域ですが、ここは水も流しっぱなしなほど豊富なのでいつでも取れるでしょう。
黒部五郎岳までのルートは景観が素晴らしく、これまた撮影に時間を取られました。
特にこのルートが整備されており手を使う箇所などなく歩きやすいため、黒部五郎岳までのルートだけトレラン日帰り組の登山者を数人見ました。
アルプスでトレランが可能な山は少ないため、貴重だと思います。
走れるレベルのルートなので、黒部五郎岳単独なら日帰りで行くには良さそうです。
薬師も日帰り組がいますが、景色はこちらのほうがいいと思います。
黒部五郎岳も肩までは晴れていたのですが、自分が登頂する直前にガスが出現して微妙な天気となりました。
初日の宿、黒部五郎小舎までの下山も結構距離があります。
小屋はほぼ満室でしたが、一番乗りだったので窓横の角1番をもらえました。
横がキャンセルのためか不在だったので、なかなか快適でした。
ここの夕食はいつもとんかつのようで、他の方の写真もすべてとんかつしか見たことがありませんが、味は美味しいです。
2泊3日の予定で組んでいたのでかなり余裕のあるので2泊とも朝食ありにしていましたが、黒部五郎小舎で5時に優雅に朝食を食べる人は2割ぐらいしかいませんでした。
4時ぐらいから準備しましたが、この時点でもう登山者は出発済みでした。
8割の登山者は一体何時に準備、出発したのか考えると凄まじいやる気です。
この日の朝、小屋から水晶岳までのルートがとにかく最高の縦走路でした。
最高とばかり書いていますが、本当に素晴らしい景色です。
何百枚撮影したか不明なので、写真の整理が大変です。
三俣山荘までのルートは増水している箇所も多く、渡渉ルートになっている場所も結構ありました。
このルートは人がかなり少ないです。
お盆休みど真ん中でも20人くらい抜いただけなので、通常ならすれ違いも少なく静かな山行を楽しめるでしょう。
三俣山荘は中間地点の小屋のため利用者が多く、ここから急に人が増えます。
裏銀座や新穂ピストンなど人気のルートの中間地点となり、登山者が多いのでしょう。
ここも早く着きすぎたので食事提供がなく、トイレしか利用しませんでした。
次回は是非とも有名なジビエシチューを食べてみたいです。
ここのテン場は競争に敗れると大変な事になりそうでした。
どうやって寝たのか不思議なほどの斜度にフロアレステントを張っている人がいるなど、結構な人がすごい場所にテントを張っていました。
新穂高から入ってここを中心に2泊、テントを張りっぱなしにして荷物をデポして水晶岳あたりまでピストンする人も多いはずなので、一旦いい場所を取ると動かないテントも多いと予想されます。
利用するなら早着きかテント撤収後に、フラットな場所確保が必須のテン場だと思います。
小屋とテン場が比較的近くなので、いい場所を取れると樹林が強風から守ってくれるいいテン場です。
ここから鷲羽岳が見えますが、物凄い迫力です。
かなり近いのでこれを今から登るのかと圧倒される印象でしたが、実際に登ると近所の低山級レベルで楽々です。
登山道が歩きやすいせいか、小屋から1時間もかからずあっさり登頂しました。
苦戦してそうな人も見かけませんでした。
ここからのルートは人が多いですが、道幅があるので渋滞などは起こらないです。
またこのエリアに来る登山者レベルなので、皆さん追いつくとすぐ追い越しさせてくれるので助かります。
水晶小屋までの縦走路はゆっくり撮影しながら歩きましたが、ここも1時間ちょっとなのですぐ着きます。
少しガスがかかったりもしましたが風が少しあったので涼しく、本当に素晴らしい景色を見ながらそれほど高低差がなく歩けます。
撮影に忙しそうな人も多かったです。
水晶小屋は大盛況でした。
売店が営業していたのですが注文の列が凄まじく、噂の力汁を頼むか悩みましたがここしか付近の小屋がないため並んで注文しました。
出てくるのに20分以上待ちましたが、待ったかいがありました。
エナジージェル以上の効果があると思います。
次にまたこの小屋を通過する時に必ずリピートするために、詳しく書いておきました。
力汁のおかげか、水晶岳まで難なく登頂できました。
荷物もデポできるため、テン泊縦走組もかなり助かると思います。
この小屋から水晶岳までのルートは少し手を使うルートになり、荷物がないほうが相当楽です。
水晶岳で登りは終わりと思い込んでいたのですが、祖父岳が残っているのを忘れていました。
ここに行くぐらいから足のトラブルが発生、足指の皮がめくれて絆創膏を貼ってもまだ痛い状態になりました。
靴のインソールを間違えてTX4のインソールをボルダーに入れてきたので、足がかなりゴソゴソのため靴の中で指が動き、擦れて皮が持たなかったです。
妙高山のインソール忘れよりはかなりマシですが、ボルダーは靴底がトレランシューズより硬い上にインソールが薄いタイプを入れてきたので衝撃吸収もあまりよくありません。
どうもインソールのミスが多いので、準備に気をつける必要があります。
インソールの複数靴での共有はやめたほうがいいかもしれません。
足トラブルが出てからは、つま先が動きにくいようにスピードを落としてそっと足をフラットに置く歩き方に変更して歩きました。
歩き方を変えたため、ここからかなりのスピードダウンになりました。
それでも雲ノ平山荘に13時過ぎに到着したので小屋をキャンセルして1泊2日で下山しようと思えばできたのですが、足の事もあり予定通り宿泊しました。
この小屋に宿泊するのもこのルートの目的の一つでもありました。
同じような登山者も多いと思います。
また早く着いたのでベランダ前、角の特等席をもらえたのですが、今度は完全満室のためかなり窮屈です。
人の出入りが多いのでとにかく忙しく、消灯まで常にうるさい小屋でした。
昼食の締め切り時間14時に間に合ったので急いでチェックインしてカレーを頼みましたが、食事は夕食、朝食共にかなり美味しかったです。
山小屋では過去一だったと思います。
2000円以上するハンバーガーを食べている人がいましたが、パテが大きくて美味しそうでした。
付近に補給場所が全くないため、ここに宿泊しない人もここを通過する人は全員この小屋には寄るはずです。
DCFのコラボ商品など高額なアイテムを販売しており、すべての販売商品が周囲の他の小屋より高額に設定されています。
輸入ビールもかなり種類がありますがどれも2000円以上するため、注文している人は見かけませんでした。
それより黒部五郎小屋のように少し高くても生ビールを置いてほしかったです。
手間より高額ビールがこの小屋のスタイルでしょうか。
ヤマレコのほうに詳しく書いたのですが、カード決済が利用できますが電波がないため支払い時にトラブルになっている人が多かったです。
WEB上でこの件について触れているメディアを見ないので、あえて詳細に書きました。
必ず現金を持って行かないと大変なことになります。
カードが使えないため、注文をキャンセルしている人を数人見かけました。
SMS認証を選択、強制されている決済方法しか契約していないと、カード等は使用不可能です。
タッチ決済に対応しているカードかセキュリティの甘いカードがあれば問題ありません。
残高より決済するペイペイを使っている人が多かったです。
夕食後はカフェ、バー営業になるのですが、そのためか消灯が9時半です。
夕食が3回転していたと思われ19時過ぎまでかかっていた事もあり、ほぼ営業している時間はありませんが、トイレに行くついでに寄ってみたところ、満席で席がなかったのであえなく撤退しました。
ここは山小屋WIFIがないので、スマホにダウンロードしたメディアを見るくらいしかできません。
幸い映画を常に常備しているので、消灯時間までネットフリックスを見て過ごしました。
他の登山者の方でカフェの席がない人は、19時過ぎにはほぼ就寝していました。
それだとこの小屋に宿泊したメリットは特になく、単にここを通過するので泊まっただけになります。
さすがに食事が有名な小屋なので朝食前出発の人も少なく、朝食も2回転でした。
食事はとにかく素晴らしい小屋ですが、何かとケチな運営で通常宿泊だと無料になるものが全て有料、または寄付するよう注意書きがあります。
林道整備などでなく、小屋に対して寄付して下さいの文言がこんなに至る所に書いてある山小屋を初めて見ました。
何より高額な販売商品だけでなく飲み物のサンプルまで消灯後は全て布をかけるか撤収していました。
経営者の方針だと思いますが、過去によほど嫌な経験をしてきたのでしょうか。
メジャーな小屋にしては珍しく、あえて予約など日本語にしか対応していない小屋なので、外国人登山者は日本語ペラペラな1名だけしかいませんでした。
外国人登山者を受け入れしないように設定してあるため、最近よく聞くようなトラブルは少なそうに思えましたが、これほど拝金主義な小屋を見たことがありません。
食事がおいしいので私は次も利用したいですが、メディアの印象とはかなり違うと直接スタッフにクレームを言っている人を数人見かけました。
年配の方は夜中まで消灯しない事も気に障る人がいるでしょう。
スタッフが皆さん一生懸命働いており、大変そうな上に印象も良かったのでクレームを直接言う人はいませんでしが、数人ずっと文句を言っている人がいました。
宿泊者が少なければかなり印象が違う小屋だと思われますが、営業期間が短く常に人気の小屋なので天候不良でもない限り難しいでしょう。
この付近では珍しく冬季避難小屋を設けていません。
これもある意味、経営ポリシーでしょうか。
ここが冬季小屋を持っていれば、相当助かると思います。
この山域は厳冬期にほとんどレビューが上がりません。
日本海側なので厳冬期には厳しすぎる山域と言えますが、ここがあればチャレンジする人もいるでしょうか。
3日目は下山のみの予定です。
一番手の朝食だったので5時半には出発できました。
あいにくの天気でしたが、朝もやの中を気持ちよく歩けました。
途中まさかの道間違いをしました。
何故か木道が二手に分かれており、右側が間違いです。
なぜ分岐していたのか不明です。
雲ノ平山荘の近くは登山者は結構いますが、意外にもあまり整備されていない箇所も多いです。
木道や藪のカットなど、かなり放置されていると思います。
おそらく山荘スタッフはボランティア整備をあまり行っていません。
ここが一番気になりました。
三俣山荘グループに入ってもらえれば、劇的に改善されそうな気はします。
あの小屋の周りは人が手を入れる部分は相当整備されています。
この日は足のトラブルも少し皮がはったようでマシになったので、プロテクトJ1+絆創膏二重巻きで対応しました。
最終日の下山ルートはもうあまり見るべきものがない樹林ルートのため、さっさと歩いて抜けましたが、薬師沢小屋までの下山ルートはかなり滑る上に大き目の岩を下っていくため、結構時間がかかりました。
岩が濡れているので、かなり滑ります。
ロープがあってもいい箇所もありましたが、ほぼなかった気がします。
登りなら相当楽なので、この周遊ルートは時計回りがいいでしょう。
事前に知っていたのですが、小屋の予約の関係上やむを得ず逆回りにしました。
次回この山域に入るなら裏銀座ルートを取ると思うのでここは通りませんが、ここも明記して記憶しておく必要がある箇所です。
下りでも10人以上追い越し、すれ違いも同じくらい登山者がいましたが、かなり手こずっている様子でした。
アラスカ庭園から90分かかっているので、ここが今回のハイライトだったと思います。
薬師沢小屋まで抜ければ後は登っていくだけですが、なだらかな上りなのでかなり楽です。
またここからは登山道も岩場でなく普通のかなり整備された登山道に変わります。
同じ系列の小屋に挟まれたルートになるので、しっかり整備してそうです。
樹林のため景観もなく、さっさと抜けて太郎平小屋まで上がりました。
帰りもまた昼食時間には早い到着になったので、少しだけ休憩を取り足の状態を確認、メンテナンスを行い、ここからは熊出没エリアのためスピードハイクで降りました。
2時間で下山しているので、かなりのペースだったと思います。
この下山ルートだけで100人以上は追い越しましたが、折立近くではかなりの早歩きで通過していたので熊が出たのかと勘違いして数人後ろから追走してくる人がいました。
すぐに視界から消えていきましたが、中に一人すぐ転倒している方がいました。
危険箇所がないルートな上に目視して問題なさそうだったので声はかけずにおりました。
まさかついてくる人がいるとは思いませんでしたが、どこも羅臼岳のニュースで持ち切りだったので勘違いさせてしまったと思われます。
さすがに勝手に急いでついてきて何もないところで転倒するのは自己責任と思うので仕方ないとは思いますが、縦走した帰りの方が多いはずなのでかなり余力がないとここを早く降りるのはいくら道が良くても危ないと思います。
この山域ではアブが駐車場にしかいませんでした。
ここしばらく登山者よりアブのほうが多く、アブとずっと同行していた山行が多かったですが、久しぶりに素晴らしい縦走路を歩けていい思い出になりました。
百名山も残り5座となるので、完登したら裏銀座からまた歩いてみたいです。




















































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